雨キャンプでのテント、タープの雨対策(実体験レビュー)

この記事は約20分で読めます。
記事内に広告が含まれています。
雨キャンプでのテント、タープの雨対策

こんにちは、はっぴーと申します。

今回は私が体験したキャンプの様子で感じた事、気づいたことを記事にしています。誰かの参考になればうれしいです。

  1. 湯の原温泉オートキャンプ場へ行ってきました。
    1. 段になっており広いキャンプ場です
  2. 雨のキャンプで知っておきたい基本の設営ポイント
    1. 雨の日にやってはいけない設営ミス
      1. ❌ テントの入口を風上に向けて設営する
      2. ❌ タープをゆるく張る
      3. ❌ 斜面の一番下にテントを設営する
    2. 正しいテント・タープの向きや角度は?
      1. ⭕テントの入り口は必ず風下に
      2. ⭕タープは必ずピンと張る
    3. タープやテントの風対策も重要
      1. 風速10m/sのときにはどれくらいの強度が必要か?
    4. まとめ:初心者でもできる設営のポイントおさらい
  3. 雨の日のグランドシートの効果的な活用法
    1. ❌ やってはいけないグランドシートの敷き方
    2. ⭕正しいグランドシートの敷き方
    3. グランドシートがない時は「ブルーシート」で浸水対策!
    4. 雨の日キャンプを快適に楽しもう!
  4. 実際にやってみたテントの雨対策
  5. 【失敗談】ワンタッチタープテントとサイドシートの隙間から水が浸入😲
    1. なんでワンタッチタープテントとサイドシートの隙間から水が入ってくるの?
    2. 100均の洗濯ロープと洗濯ばさみを活用
  6. 雨の日にオススメの簡単に出来るテントの紹介
    1. ワンタッチテント
    2. ポップアップテント
  7. タープ、テントのフライシートの撥水加工
    1. パラウエット・ テント用の強力防水液
      1. ⭕良い点
      2. ❌悪い点:
    2. ニクワックス・テント&ギアソーラープルーフ 500ml 【撥水剤】
      1. ⭕良い点:
      2. ❌悪い点:
    3. 防水シームテープ
      1. ⭕良い点:
      2. ❌悪い点:
  8. 雨の日のキャンプ対策まとめ
    1. 設営時の重要ポイント(基本編)
    2. 💧 グランドシートの活用法(浸水対策編)
    3. 🛠️ 実践した雨対策とその結果(体験談編)
    4. 🎪 雨の日におすすめの簡単設営テント
    5. 🛡️ 撥水加工のおすすめ製品レビュー
    6. 🌪️ 風対策の重要性

湯の原温泉オートキャンプ場へ行ってきました。

段になっており広いキャンプ場です

一番下の1から12サイトは右の写真のように草のサイトになっています。

管理棟もきれいでしたよ。

ゴミステーションも綺麗でした

はっぴー

では早速実際にした対策もそうですが基本を押さえていきましょう。

雨のキャンプで知っておきたい基本の設営ポイント

雨キャンプ

キャンプの準備をワクワクと進めていたのに、いざ当日は雨だった・・・。

はっぴー

でも実は、ちょっとした設営のコツを知っているだけで、雨の日のキャンプでも快適に過ごすことができるんですよ。

僕自身、これまで何度か雨のキャンプを経験してきて、そのたびに設営の大切さを実感してきました。ここでは僕が身をもって学んだ、「初心者でも分かりやすい雨の日設営の基本」を、例え話を交えて詳しくお伝えしていきますね。

雨の日にやってはいけない設営ミス

実は雨の日キャンプの失敗談って、本当に色々あるんです。
特に初心者がついついやってしまいがちな設営の失敗例を、分かりやすく見ていきましょう。

❌ テントの入口を風上に向けて設営する

テントも入り口が風上(風が吹いてくる方向)に向いていると、扉を開けるたびに雨が容赦なくテント内に入り込んでしまいます。これは強風時にも関係しますが最悪テントが崩壊することに繋がります

例えば

テントの入り口って家の玄関みたいなもの。玄関の前に強風と雨がずっと吹き付けてきたら、ドアを開けるたびに雨風が吹き込んでしまいますよね。

はっぴー

この時はロープやペグがしょぼくて幸い風が無かったので助かったのですが、雨+強風だとほんとに危険です。

❌ タープをゆるく張る

タープをゆるく張る

これは本当に危険です。タープがたるんでいると、そこに雨水が溜まります。

そのまま放置すると、雨水の重さでタープが崩れたり、最悪の場合、設営しているポールが倒れて怪我をすることもあります

例えば

運動会の時のテントの一部がへこんでしまっていて、そこにどんどん雨水が溜まっているような感じですね

はっぴー

今回のキャンプでもタープの凹んでいる所に水が溜まっていました。

夜は雨が弱くなっていたのでまだ大丈夫でしたが夜中も雨だと不安です。

❌ 斜面の一番下にテントを設営する

斜面の一番下にテントを設営する

これは、自ら水が自然と溜まってしまうような場所にテントを張るというむちゃくちゃな行為ですね。傾いた地面では雨が降ると、当然水が低い方に向かって流れていきますよね。

また雨が降った時に小川になりそうな所を避ける。

例えば

もしこんな場所にテントを張ってしまって夜に雨が降ると、寝ている間にテント内に水が入り込んで、荷物やシュラフがびしょびしょに濡れてしまいます。寝袋が濡れてしまうと、夜寒くて寝られなくて大変ですよ…。

はっぴー

こうした失敗を防ぐためにも、設営前にサイトの地面をよく見て、できるだけ平坦な場所や傾斜の上の方を選んで行きましょう。

正しいテント・タープの向きや角度は?

はっぴー

次は、雨の日でも安心して過ごせる「正しい設営方法」を初心者の方でも簡単にイメージできるように具体的に説明しますね。

⭕テントの入り口は必ず風下に

テントの入り口は必ず風下に
ポイント

テントの入り口は必ず風下側(風が流れていく方向)に向ける「風に背を向ける」ということです。

風下に向けると、入口を開けても風が吹き込んで来ないので、雨が中に入り込みづらくなります。

例えば

バス停でバスを待っているときを想像してください。
もし雨と風が正面から吹き付けてくる方向を向いて立っていたらどうでしょうか?

傘を差していても顔や体が濡れてしまいますよね。でも背中を風雨の方向に向ければ、ずっと濡れにくくなります。

⭕タープは必ずピンと張る

ポイント

タープ設営のポイントは、「タープにつけたロープをしっかり地面にペグ打ちして、タープをピンと張る」ことです。  

たるむ事でそのたるみに水が溜まりタープが壊れたり、風を受けた時に反動でタープが飛ばされる原因になります。

例えば

サンシェードを設置していてたるんでいる状態だと「バサバサ」と風の影響を受けて大きく動いている状況を見たことないですか?
でもしっかり固定されているものはそれほど影響は少なそうな時を見たことないですか?

はっぴー

私も風速4ぐらいだった時に浜辺でデイキャンプをしたんです。
その時にヘキサゴンタープを新しく買ったので試してみたんです😊

浜辺なので普通のペグは全然効かず、事務所で土のうを借りて設置。それでも時より吹く強風にだんだんタープが緩んで来てたんです。

ついに強風が吹いた時に「バサッ」とタープの固定している一箇所の留め具がちぎれてしまいました。

これは緩んだタープに強風があたり留め具が耐え切られずちぎれてしまったということです。またガイロープも自在金具の影響でボロボロになってちぎれた所もありました。タープのセット品だったので強度的に弱かったのかもしれません。

でもその後ガイロープとちぎれた部分を丸結びして簡易的に修復しましたwでもこの修復の方が強かったですがww

話はそれましたが、緩み+強風でほんとに悲惨な事になりかねないので注意が必要です。

今回は雨の対策について書いていますが、キャンプでは風も恐ろしいので風の対策も必要ですよ。
それぞれのパーツの強度を把握することが大事です。

タープやテントの風対策も重要

テントの雨風対策
今回の場合だと・・・
  • タープ自体の留め具の部分の強度
  • ポールの強度
  • ガイロープの強度
  • ペグの強度

をグレードアップさせておくと風が強いときのキャンプでも安心して過ごすことができると思います。

はっぴー

少し前にキャンプをした時に思ったのがガイロープの色です。前キャンプをした時はガイロープが赤色で見えにくかったんです。なのでガイロープは白とか黄色などの蛍光色が良いんじゃないかと思って白のガイロープを購入しました😊

また引張強度も確認して購入してみました。今回買った商品は引張強度330kgもあるので安心だと思い購入しました。しかし劣化や風で擦れて切れる可能性もあるのでロールで巻いてあるロープを購入しました。

それに伴ってカラビナも強度の強い物を購入しました。カラビナはダイソーでも売っているのでそれで良いかなって思っていましたが、壊れるより良いかと思い合わせて購入しました。

また風速からどれくらいの強度があれば安心なのかを調べました。

風速10m/sのときにはどれくらいの強度が必要か?

風速10メートル

風速10m/sのとき、1m²のタープ(抵抗係数1.2として)にかかる風圧は約73.5ニュートンになります。

これは重さに換算すると約7.5kgほどがタープに横から引っ張るような力でかかるようです。

風速10m/sは、時速でいうと36km/hほどで、やや強めの風という感じです。キャンプなどでタープを張るときには、このくらいの風でもしっかり固定しておく必要があります。

実際には風は常に一定ではなく、突風が吹くことも考えられるため、少なくともこの計算値の2〜3倍の耐力を持ったロープやペグなどの器具を選ぶのが安全です。

タープの設営には「備えあれば憂いなし」です。

まとめ:初心者でもできる設営のポイントおさらい

テント設置

雨の日のキャンプ設営は、ちょっとした工夫が大切です。もう一度、分かりやすくまとめると、

  • テント入口は風下に向けて設営する。
  • タープは必ずピンと張る。
  • 谷になっている所や、小川になりそうな所は避ける

これらのポイントを押さえておくだけで、雨の日のキャンプでもずっと快適に過ごせます。

雨の日のグランドシートの効果的な活用法

雨の日にキャンプをしたら床から水が染み込んできてマットとか布団が濡れて大変だった・・・😫

はっぴー

そんな時の為に「グランドシート」を使って雨対策をしよう😊

グランドシート??グランドシートってなに?

はっぴー

グランドシートなんて普通に生活していたら聞かないよね😆今から詳しく説明していくよ。

そもそもグランドシートって何?という初心者の方のために簡単に説明すると、グランドシートとはテントの下に敷く防水性のシートのこと。言ってみればテントのためのレインコートのような存在なんです。

雨の日のキャンプで特に大切なのに意外と見落とされがちなのが、「グランドシート」の使い方です。

はっぴー

今回はたまたまブルーシートを持って行っていたので、テントの中が水浸しになるのは回避出来ました。

ここでは初心者でも失敗しないグランドシートの正しい敷き方を詳しくお伝えしますね。

❌ やってはいけないグランドシートの敷き方

大きすぎるグランドシート

上の写真は極端な例ですが、よくある間違いが、テントより大きめのサイズのグランドシートを使ってしまうこと

なぜなら、テントからはみ出したシート部分に雨が溜まり、それがテントの底面とグランドシートの間に入ってしまって、結局テント内に水が浸み込んでしまったんです。

例えば

レジャーシートを広げてピクニックをしていました。急に雨が降ってきたので傘をさしました。レジャーシートは出しっぱなしにして傘をさしたとしても足元はだんだん水が溜まって来ますよね。

もし、しゃがんで傘のサイズより小さくしたレジャーシートに乗っていたらどうでしょう。

その場合濡れる事は上の方より少ないと思います。

はっぴー

私がジモティで購入したテントはグランドシートと一体式だったので少し安心感はありました。でも最近のは別々なものが多いですね。

⭕正しいグランドシートの敷き方

小さめのグランドシート

正しい敷き方はとっても簡単。ポイントはたった2つだけです。

  1. テントの底面より少しだけ小さいサイズのシートを選ぶ。
    具体的にはテントの底面より一辺が5cmほど小さいシートを使うのがベスト。テントからシートがはみ出ないので、雨水がテントの下に入る心配がありません。
  2. グランドシートはテントの下にピンと張って敷く。
    シートがシワだらけだと水が溜まりやすくなり、浸水の原因になるので、ピンと張って平らになるように敷きましょう。
はっぴー

上記のポイントを押さえる事で雨でも床が濡れる事が少なくなるのでぜひグランドシートは持っておくことをオススメします。下の記事でも伝えるブルーシートでも代用できるのでぜひ雨の時は活用してください。

グランドシートがない時は「ブルーシート」で浸水対策!

キャンプの日に急に雨模様になって「グランドシートがない」って時は、安くて丈夫なブルーシートを使うのもおすすめです。

ただしこの時も、必ずテントより少し小さめに折って使ってくださいね。ブルーシートはホームセンターなどで簡単に手に入りますし、安価なので気軽に用意できますよ。

雨の日キャンプを快適に楽しもう!

雨キャンプ

グランドシートを上手く活用すれば、雨の日でも快適なキャンプライフを楽しむことができます。ぜひ上記のポイントを参考にして、雨のキャンプを安全に、そして快適に過ごしてくださいね!

この記事を読んだ皆さんが同じ失敗をしないで済めば嬉しいです!

実際にやってみたテントの雨対策

はっぴー

実際に雨の中キャンプをしたのでその様子を伝えていきますね

それであれは、確か18時ぐらいだったかな、、、丁度火を起こして「そろそろ焼こうかな」って思ってた時に雨がおそらく1時間に10mmぐらい降ったと思うのです。
結構水たまりも出来てましたし、排水の溝もちょっと追いついてなかった感じだったしね。


このスタイルから

ワンタッチタープテントをテントにくっつけ入口が濡れないようにやってみました。
またワンタッチタープテントと車をつなぎ、車へも行き来がしやすいようにやってみました。


夜はそこまで雨が降らなかったのですが、子供がおねしょをしたのでテントから出てすぐの所で濡れずに着替えが出来たのは良かったかなと思います。

雨の時など、テントから出る時や出てすぐに濡れる事が多いと思うのでぜひやってみて下さい。

私が持っているのと同じようなテント

私が持っているワンタッチタープテントのグレードアップ版とサイドシート

タープのサイドシートは売っているので、買う場合はタープの大きさをチェックしてから購入してくださいね。2mとか2.5mとか3mあるので😎

【失敗談】ワンタッチタープテントとサイドシートの隙間から水が浸入😲

これは私が失敗したって事では無いのですが、FIELDOORのタープには別売りのサイドシートをジッパーで取り付けができます。写真のようにサイドシートを取り付けてタープを組み立てました。更にワンタッチタープテントとサイドシートをジッパーでつないでそれを車に引っ掛けたんです。


夫婦で「ええのが出来たな(笑)」って2人ともご満悦でした。

しかし雨が強くなると・・・。



雨が降りしきる中、ワンタッチタープテントとサイドシートのジッパー部分から中に水が入り込んで、中に置いていたチェアーや掛けていたカッパなどが少し濡れたんですよ😥

更にワンタッチタープテントのサイドシートを車に付けて、屋根みたいにしたのですが、やはりその接続部のジッパーから水漏れ、その下に置いていたものが濡れるっていう😥


雨の中でキャンプするって考えては作っては無いんでしょうね😅

幸いなことに今回風は殆どなかったのでワンタッチタープが飛ばされることなく今回のようにできましたが風が強い時はしっかりロープとペグで固定することが大事です。

なんでワンタッチタープテントとサイドシートの隙間から水が入ってくるの?


で、なんで水が入って来るのかってのを分析したら、水は垂直な壁を下に降りる時に入れる所があれば入っていくのはありますよね。画像を参照。

なのでジッパーの繋ぎ目の隙間から水が中に入っていくんですよね。って事はタープの中にサイドシートをくっ付けれたら水が入ってこないですよね。
「タープの内側にサイドシートを設置する!」
じゃあどうすればそれを実現できるのか。

100均の洗濯ロープと洗濯ばさみを活用


じゃあどうすれば実現できるか考えたときに、タープの内側にロープを張り、サイドシートを取り付ける方法です。
まあやり方は色々あると思うのですが、今回やった方法は、こんな感じ。


100均の洗濯ロープが丁度5mだったので(私のタープは2.5m)2辺をカバーできました。洗濯ロープがフック付きで取り付けも簡単に出来ました。

洗濯ばさみもフック状になった物もあるので取り付けが簡単に出来ます😲

これで1辺に7個ほど洗濯ばさみを使って洗濯ロープに固定。
でもこれまだ実践では試してないのでどうなるかわからないんですよ😅
もしかしたら風で洗濯ばさみが外れてしまうかもしれないですが、今回のキャンプで得た物は大きかったと思います。

ワンタッチタープテントの雨の侵入予防でした。続いては雨の日にオススメのテントを紹介していきます。

雨の日にオススメの簡単に出来るテントの紹介

うちのテントはドッペルギャンガーのワンタッチテントの為、作るのは簡単。傘を開くように下から紐を引っ張るとテントが出来るんです。ほんと革命ですよね🤣
※今はドッペルギャンガーが名前を変更してDODとなっていますね😊

そのテントをジモティでゲットしたのでその記事も載せておきますね。

私の買ったテントは販売中止になっており、最近では同じようなテントが出てきていますが、どれも簡単に設置出来るので雨の時でも負担が少なくテントを張ることが出来ます。

参考に紹介しておきますね。

ワンタッチテント

傘のように中央の紐を引っ張り上げるとテントになる。これ考えた人ほんとにすごいですよね。

やっぱりワンタッチテントは楽で良いですよね。

DODのキノコ型のワンタッチテントですね。空間が広いので圧迫感が少ない感じです。

こちらは前室付きのワンタッチテントで雨のときにも安心です。

上記のテントはグランドシートは付いていないので一緒に購入をおすすめします。

ポップアップテント

ワンタッチテント写真3

こちらはポップアップテント。こんなテントもあるんですね。商品ページを見ていたら設営と撤収が早いのを売りにしていて、テントの設営に時間がかかったり、撤収の時間がかかったらキャンプしたくなくなりますよね。

私はレビューもチェックするのですが、良いことは商品ページに書いてあるので、デメリットをレビューを参考に書いてみますね。

出入口はしゃがんで移動する必要がある

空気窓の所から少し水漏れ

ペグやロープ自在がしょぼい

100均とかも売っているので買い足すのもあり

夏は暑い

これはどのテントも同じようなもので白いテントを選んだり、テントの上にタープを設置するなどがおススメ

テントを畳むやり方がいまいちわからなくて時間がかかる

→事前に家とかで畳む練習をしておくと良いかもですね(;’∀’)うちにも子供用のテントのようなものがあるのですがいまいち畳み方が良く分からないのでコツがいると思うので、ユーチューブ動画もあるのでそれを見て一度広げて収納しておくと、いざキャンプの時にスムーズかもしれませんね。参考動画。

タープ、テントのフライシートの撥水加工

やはり使っていると撥水効果が弱まってきます。そのたびに買い替えるわけにもいかないので撥水を再度かけるのが良いと思います。

撥水を再度かける方法として
  • 撥水液をかける
  • 業者にお願いする

業者はそれなりの金額になりますが、品質はしっかりしたものになるでしょう。

今回は撥水液をかけて対応した場合の話をしていきます。

撥水をかけるにもテントだと面積が広いのでスプレータイプが便利かとは思いますが効果がどうかって所ですよね。

私も色々調べたり「撥水クリア」という商品を使ってみましたが長持ちするわけでは無いのでどうしてもその時だけになってしまいますよね。

その中でも良いとされている商品を紹介していきます。

パラウエット・ テント用の強力防水液

「TEMPO パラウエット テント用強力防水液 1000ml」は、テントやタープの防水性を回復させるための製品です。以下に、ユーザーのレビューを基に良い点と悪い点をまとめました。

⭕良い点

  • 防水効果の回復: 一度の塗布で防水性が復活したという声が多く、特に古くなったテントやタープに対して効果を実感しているユーザーが見受けられます。
  • 塗布のしやすさ: 液体が無色透明でサラサラしており、刷毛での塗布が容易であると評価されています。
  • 乾燥の速さ: 揮発性が高く、塗布後の乾燥が早いため、作業がスムーズに進むとされています。

❌悪い点:

  • 持続性への疑問: 一部のユーザーからは、効果の持続性が期待ほどではなく、長期使用には向かないとの指摘があります。
  • 臭いの問題: 塗布時に特有の臭いがあり、気になると感じるユーザーもいるようです。
  • 価格に対する容量: 内容量に対して価格が高めであると感じるユーザーもおり、コストパフォーマンスに関しては意見が分かれています。
まとめ

「TEMPO パラウエット」は防水性の回復に効果的であり、塗布のしやすさや乾燥の速さが評価されています。しかし、効果の持続性や臭い、価格面での課題も指摘されており、使用目的や頻度に応じて検討することが推奨されます。

とあるようにどうしても持続性に賛否両論あるんですよね。テントやタープの撥水で調べると出てくる商品がこれがよく出てくるのでそれなりに効果はあるんだと思うんですけど、なかなか難しい所ですよね。

ニクワックス・テント&ギアソーラープルーフ 500ml 【撥水剤】

「NIKWAX(ニクワックス)TXダイレクトスプレー EBE016」は、透湿防水性のあるウェアの撥水性を回復・向上させるためのスプレー型撥水剤です。以下に、ユーザーのレビューを基に良い点と悪い点をまとめます。

⭕良い点:

  • 撥水効果の向上: 防水ウェアのメンテナンスに使用し、撥水力が回復したとの評価があります。
  • 環境への配慮: ガスや有機溶剤を使用しておらず、環境に優しい製品であることが特徴です。

❌悪い点:

  • 使用時のコツが必要: 仕上げにコツがいるものの、慣れれば便利との声があります。
  • 臭いの強さ: 使用時に酢酸系の強い臭いがあるとの指摘があります。
まとめ

「NIKWAX TXダイレクトスプレー EBE016」は、撥水性の回復に効果的であり、環境への配慮もされた製品です。ただし、使用時の臭いが強いことや、仕上げにコツが必要であることから、使用の際には換気の良い場所で行うなどの配慮が推奨されます。

ニクワックス

防水シームテープ

「シームテープ シームシーリングテープ 補修 修理 テープ 防水 (幅25mm×長さ30m)」は、テントやレインウェアなどの防水性を向上させるための補修テープです。以下に、ユーザーレビューを基に良い点と悪い点をまとめます。

⭕良い点:

  • 接着性の高さ: アイロンを適切に使用することで、しっかりと接着できると評価されています。
  • 防水性の向上: 補修後、防水性が十分に回復したとの声があります。

❌悪い点:

  • アイロン使用の難しさ: アイロンを適切に当てないと、接着が不十分になる場合があるとの指摘があります。
まとめ

このシームテープは適切な使用方法を守ることで、防水性の補修に効果的であると評価されています。ただし、アイロンの使用には注意が必要です。

シームテープはテントやタープの縫い目などの防水テープが剥がれた時などに使える商品です。安いテントだと縫い目に防水加工がされていない時があるのでこれで補強すれば雨の安心感が増します。

雨の日のキャンプ対策まとめ

雨キャンプ

今回雨の中でのキャンプという事で色々事前に用意はしていたのですが、やっぱりその場で経験して感じる事、気づく事などがありました。

設営時の重要ポイント(基本編)

テントの入り口は必ず風下に向ける
入り口を風上に向けると雨風が直接テント内に吹き込み、強風時にはテントが崩れる危険性があります。

タープはピンと張って設営する
タープが緩んでいると雨水が溜まり、倒壊や破損の原因になります。
浜辺での強風で留め具が破損した体験談からも、タープはしっかり張ることが重要だと分かります。

テント設営場所は平坦または傾斜の上側を選ぶ
斜面の下や小川になりそうな場所は雨水が溜まりやすく浸水のリスクが高まります。テントの場所選びは非常に重要です。

💧 グランドシートの活用法(浸水対策編)

グランドシートはテント底面より少し小さいサイズを使用する
シートがはみ出すとそこに雨水が溜まり、テント内が浸水します。ブルーシートで代用する際も同様に少し小さめに折って使うと効果的です。

シートはピンと張る
シワがあると水が溜まりやすくなるので、できるだけピンと張って使用します。

🛠️ 実践した雨対策とその結果(体験談編)

ワンタッチタープテントをテントの上や入口前に設置
雨の日にテントの出入りが濡れずにスムーズになり、子どもが夜中に着替える際にも濡れずに済みました。

タープとサイドシートの接続部から浸水問題と対策
ジッパー部分から雨水が入り込み、チェアや荷物が濡れる問題が発生。
対策として100均の洗濯ロープと洗濯ばさみを使い、タープの内側にサイドシートを固定する方法を考案しました(効果はまだ未検証ですが、簡単に設置可能)。

🎪 雨の日におすすめの簡単設営テント

ワンタッチテント(DODなど)
中央の紐を引くだけで簡単に設置が可能。雨の日でも短時間で設営できて安心です。

ポップアップテント
設営・撤収は簡単ですが、入口が低く通気窓からの水漏れなどのデメリットがあります。撤収方法は事前練習が必要です。

🛡️ 撥水加工のおすすめ製品レビュー

パラウエット(TEMPO)テント用防水液

  • ⭕ 塗布が簡単で乾燥が早く、防水効果が回復
  • ❌ 臭いがあり、持続性が課題。価格もやや高め。

ニクワックス TXダイレクトスプレー

  • ⭕ 撥水性が良く、環境にも優しい
  • ❌ 強い臭いがあり、使用に慣れが必要。

防水シームテープ

  • ⭕ アイロンで簡単に接着、防水性も良好
  • ❌ アイロンの使用にコツが必要で、接着が不十分になる場合もあり。

🌪️ 風対策の重要性

  • ガイロープやカラビナなどの強度を把握し、適切にグレードアップすると安心。
  • ガイロープは白や黄色などの視認性が良い蛍光色がおすすめ。
  • 風速10m/sでは約7.5kgの力がかかるため、それ以上の耐久性を持つパーツを選びましょう。

この経験を生かして防災にもつなげていけれたらと思います。

長くなりましたが読んでいただきありがとうございます😊

コメント

タイトルとURLをコピーしました