東芝ドラム式洗濯機ザブーン(TW-Z96X1L)のEP3エラー解消方法

生活全般の節約術
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中古で買ったドラム式洗濯機東芝のザブーン(TW-Z96X1L)がついにエラー表示が出てしまいました。エラー表示は「EP3」。調べてみるとドレンポンプの不具合のようです。

ドレンポンプってどんな事しているんだろうと思って調べてみました。

水や空気の流れは次のような仕組みのようです。また乾燥時の一連の流れをわかりやすく解説しますね。

水や空気の流れ・ドレンポンプの仕組み

1. 洗濯から乾燥モードへの移行

  • 洗濯機が乾燥モードに移ると、洗濯槽内の水分を除去し、衣類を乾燥させるための準備が始まります。

2. 乾燥時の水分と空気の循環

  • ヒートポンプ:乾燥モードではヒートポンプが作動し、空気を洗濯槽に循環させます。このヒートポンプは、空気を冷やして水分を凝縮する装置で、効率的な乾燥を実現するのに重要です。
  • 空気の流れ:冷やされて水分が取り除かれた空気は、洗濯槽に戻ってさらに湿気を取り除きます。この過程が繰り返され、乾燥を促進します。

3. 水分の排出

  • ドレンポンプ:ヒートポンプによって除去された水分(凝縮水)はドレンポンプに送られます。このポンプが水分を外部に排出する役割を果たします。
  • ドレンホース:ドレンポンプから排出された水はドレンホースを通って排水口へ流れます。これにより、洗濯機内部に水分が溜まるのを防ぎます。

流れはこんな感じで、ドレンポンプで水を組み上げようとしても詰まって吸い上げれなかったらエラーが出るようです。

エラー「EP3」の原因:ドレンポンプの詰まり

ドレンポンプが故障したり、汚れが詰まっていると、凝縮水の排水がうまくいかず、乾燥機内に水分が溜まってしまいます。これが「EP3」エラーとして表示される原因です。

主な原因

  • ドレンポンプの故障: 汚れやホコリがドレンポンプに詰まり、正常に排水できなくなることがあります。
  • 内部の汚れの蓄積: 洗濯機内部に汚れが溜まると、乾燥時にヒートポンプへ運ばれ、ドレンポンプの詰まりを引き起こす可能性があります。

対処法

  1. 電源のリセット: 一度電源を切り、数分後に再度入れてみてください。これで一時的にエラーが解消する場合もあります。
  2. 定期的な洗濯槽のクリーニング: 月に一度、塩素系の洗濯槽クリーナーを使用して内部の汚れを除去することで、ドレンポンプの詰まりを防ぐ効果があります。
  3. 洗剤の適量使用: 洗剤の入れすぎは汚れの原因となります。洗剤の使用量は、製品の指示よりも少なめにすることが推奨されています。
  4. 専門業者への相談: 上記の対処法で改善しない場合や、内部の清掃が難しい場合は、専門の修理業者に点検・修理を依頼することをおすすめします。

エラーコード「EP3」は、放置すると洗濯機の機能低下やさらなる故障を引き起こす可能性があります。早めの対処がいいとのことです。

ここで選択肢に上がってくるのがメーカーへの連絡だと思います。メーカーの修理は確実でいいのですが少し時間がかかったり、料金も高かったりしますよね。

その次に近くの修理業者に連絡するだと思います。こちらも早く対応してくれたり、修理専門でされている方は部品も持っておられ素早く直してくれる事がメリットですよね。

その次に自分で修理ですね。今回自分で分解して掃除をしてみましたので参考になればと思います。

EP3エラー修理:ドレンポンプ部分の掃除のやり方

EP3エラー修理:ドレンポンプ部分の掃除のやり方

私が中古で購入した東芝のドラム式洗濯機「ザブーン(TW-Z96X1L)」にエラー表示「EP3」が出てしまいましたが、自分でドレンポンプ部分の掃除を行うことで無事に解決しました。もし同じエラーが出ている方の参考になればと思います。以下は、その手順を詳しくご紹介します。

手順1:前面パネルの取り外し

EP3エラー修理:ドレンポンプ部分の掃除のやり方

まず全面下のパネルを外します。赤い矢印の部分、一番下に2箇所のネジで止めてあるので外します。

手順2:基盤ユニットをずらす

次に基盤ユニットが固定してあるネジを外しずらします。これも2箇所のネジで止めてあります。

基盤ユニットはわざわざ開けなくても配線ごと横にずらすと作業できます!!配線も外すとか言われている情報もありましたがそこまでする必要はありません。

手順3:ドレンポンプユニットの取り外し

EP3エラー修理:ドレンポンプ部分の掃除のやり方

基盤ユニットをずらすと写真のようになっています。青丸で囲んでいる所がドレンポンプユニットになります。赤色矢印の所にネジがあります。

ではドレンポンプユニットを外していきます。赤の矢印の所に3箇所ネジがあるので外していきます。両端のネジを外すことでドレンポンプユニットとカバーごと外すことが出来ます😄

私は以前に買ったこの商品で簡単にネジを外しました。

電動ドライバーも持ってないよって方はこちらがあるとできると思います。

カバーと本体部分が外す時に少し干渉しましたのでいい角度で外して下さい。またカバーの部分にコードがずれないようにピンで固定してあるのでそちらも爪を押して外します。

手順4:ドレンポンプユニットからホース部分を取り外す

EP3エラー修理:ドレンポンプ部分の掃除のやり方

写真の順番が前後してしまいますが、写真のように赤の矢印のネジを外すと青で囲った部分が外せるようになります。外し方は白の矢印の所が爪のようになっているのでそこを浮かせて引っ張ると外すことが出来ます。

手順5:ドレンポンプユニットとカバーを取り外す

EP3エラー修理:ドレンポンプ部分の掃除のやり方

カバーごと外せたら今度はカバーとドレンポンプユニットを外します。赤の矢印の所にねじがあるので外していきます。

注意

今さっきの青で囲った部品を外すとドレンポンプユニット側にパッキンが白矢印の所に付いてくると思います。そのパッキン青で囲った部品につけておかないと水漏れの恐れもあるので注意です!!

手順6:カバーからセンサーを取り外す

EP3エラー修理:ドレンポンプ部分の掃除のやり方

カバーとドレンポンプユニットが外せたら次はセンサーを外していきます。赤の矢印のネジを外し慎重にセンサーを外します。

EP3エラー修理:ドレンポンプ部分の掃除のやり方

手順7:スポンジと内部の汚れを取り除く

カバーを外し洗おうとすると、センサーの横に布が入っていました。その中に塩の塊のようなものが入っており、もしかしたらぬめりを抑制する薬品が入っていたのかもしれませんが、汚かったので洗いましたww

EP3エラー修理:ドレンポンプ部分の掃除のやり方
EP3エラー修理:ドレンポンプ部分の掃除のやり方

そしてその穴を覗いてみると・・・

やばいほどの汚れが溜まっていました。おそらく汚れがたまり目詰まりして水位が上がりセンターが反応していたんだと思われます。

ピンセットで青で囲った部分にスポンジが2つ入っているので取り出します。

EP3エラー修理:ドレンポンプ部分の掃除のやり方

見てください。このぬめり!!やばいです!!

EP3エラー修理:ドレンポンプ部分の掃除のやり方

だいぶきれいになりました。

次はスポンジが入っていた所をキレイにしていきます。

EP3エラー修理:ドレンポンプ部分の掃除のやり方

何でもいいのですがスポンジブラシで擦って、また注射器のようなもので吸い上げて汚れを取っていきました。私も同じようなものを使って水を送り込み、汚れごと吸い上げるというのを何度も繰り返しキレイにしていきました。

EP3エラー修理:ドレンポンプ部分の掃除のやり方

こんな汚れが溜まっていました。また細いブラシで奥の方も擦っていきました。細いブラシはダイソーで買ったものを使いました。

手順8:スポンジを戻し、ユニットを組み立て直す

新品のようにとまでは行かなかったですが、ある程度キレイになりました。次にスポンジを同じ場所に戻していきます。こちらは手の感覚で入れていくとスムーズに入りました。

手順9:カバーにセンサーを取り付ける

掃除が終わればあとは同じ要領で戻していきます。まずカバーの部分にセンサーをネジで止めていきます。

手順10:ドレンポンプユニットとカバーの取り付け

EP3エラー修理:ドレンポンプ部分の掃除のやり方

次にドレンポンプユニットとカバーを取り付けていきます。まずは赤の矢印のところだけ止めておきます。下のネジを止めてしまうと黄色いホースの部品が付けられないので後で取り付けます。

手順11:ドレンポンプユニットとカバーを元の位置に戻しホースの再設置

EP3エラー修理:ドレンポンプ部分の掃除のやり方

ドレンポンプユニットとカバーを元の位置に戻せたら黄色いホースの部分をまずカチッと言うまでドレンポンプユニットへ付けます。上でも書きましたが、ゴムの部分は黄色いホースの部品側に付けてからドレンポンプユニットへ付けてください。

次に赤矢印の3箇所ネジを締めていきます。

手順12:基盤ユニットとパネルの取り付け

次に基盤ユニットを戻し2箇所ネジ止めをし、パネルを戻し2箇所ネジ止めすると完成です。

お疲れ様でした。

私は電気の資格などは持っていませんが他情報を下にやってみたら出来ただけですのでご自身の自己責任でしていただきたいと思いますが、注意すべき点を上記で書かせていただきました。

【まとめ】東芝ドラム式洗濯機「ザブーン(TW-Z96X1L)」のEP3エラー解消法

中古で購入した東芝のドラム式洗濯機「ザブーン(TW-Z96X1L)」でエラー表示「EP3」が出たとき、まず原因と対処法を知ることでスムーズに対応できます。

EP3エラーの原因とは?

エラー「EP3」は、主に乾燥モードで発生し、洗濯機の内部にあるドレンポンプが正常に動作していないときに表示されます。このドレンポンプは、ヒートポンプによって凝縮された水分を排出する役割を担っており、詰まりや故障があるとエラーが発生します。

対処法の選択肢

  1. 電源のリセット
  2. 月に一度の塩素系でのクリーニング
  3. 修理業者に依頼
  4. 自分での修理

EP3エラーを予防するために

  1. クリーニング習慣をつける
  2. 洗剤の量に注意する
  3. 異常を感じたら早めに対応

上記の対応をすることで早期にエラーを防げたり、掃除の仕方を知っておくことで対処ができたりします。

掃除が終わったあと洗濯・乾燥してみてもEP3エラーが出ていないので修理成功です😄

数万円払えば修理してもらえると思うのですが、それでも自分で修理すると数万円を節約出来ますし次また何か故障したときでも同じように修理ができるので、もしご自身で修理しようと思う方の参考になればと思います😄

また今回の記事でも紹介した商品があると掃除がしやすいので乗せておきます。

「この部分もう少し詳しく教えてほしい」という方は一番下のコメントから連絡下さい。また「参考になった」という方もコメントもらえると励みになります😄

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