
【要注意】キーレス取り付け後の注意点

こんにちは、はっぴーです。最重要な注意点があるのでまずそちらを確認してください。
今回紹介する取り付け方での注意点があって、メインのアクチュエーターを助手席につける方法になり助手席のロックを操作するとすべてのドアのロック、アンロックが出来るという仕組みになってしまいます。
普通なら運転席側のロック、アンロック操作をするとすべてのドアの操作が可能だと思うのですが、助手席側がメインのロック、アンロック操作になってしまうので小さなお子様が乗る場合等には注意してください。
ダイハツミライースの格安だった秘密
今回中古で格安でミライースを購入したのですが、なぜ格安かというと・・・。
ちょっと情報として、
- 平成24年製
- 走行距離25000キロ
- 価格が40万!

平成24年製、走行距離25,000キロで40万円!安い!これならお得じゃん!と思って即決しました。
でなぜこんなに安いかというと、
- スモークなし
- サイドミラー電動の格納なし
- キーレスなし
- オーディオ、スピーカーなし

というある意味、曰く付きの車だったからですww
まあ私は、オーディオとスピーカー、スモークは後付けすることが出来るので、良しとしました。
サイドミラーの格納とキーレスも個人的に「いらんかなー」って感じだったので購入しました。

でもキーレスだけは話が別でした。。。
実際購入してサイドミラーは全く気にならないのですが、キーレスに関してはやはり不便さを感じる事が多かったんです。しかしもう車も買ってしまってるし、どうすれば良いか考えて調べたら、自分でもキーレスのキットを買って後付けできる事がわかったんです(*^^*)

よし、やったるでー!!
でもそこからがしんどかった・・・。
そんな苦労話がいっぱい詰まった内容になっています(笑)
では「キーレスの後付けする手順を知りたいあなた」に参考になるように書いて行きたいと思います。
キーレス(集中ドアロック)商品の内容物と接続イメージ

商品紹介と仕組みの紹介
- 黒い鉄砲のような物を「アクチュエーター」と言います。
- 曲げたりできる長い棒のことをこの記事では「にょい棒」と言っていきます。
- 車のロック動作をするワイヤーと「にょい棒」を固定するのをここでは「ロック君」と言っていきます。
アクチュエーターって何?
アクチュエーターは「動かす役割をするロボット」みたいなもの。
リモコンのボタンを押すと、「よし、動け!」って命令を受けてにょい棒(細い棒)を出したり引っ込めたりします。
にょい棒が動くとどうなる?
にょい棒は車のロックを「開けたり閉めたりする手」のようなもの。
だから、リモコンのボタンを押すだけで、アクチュエーターに連動して棒も動くってことです。
ロックくんの役割
ロックくんは「にょい棒」とワイヤーをしっかり固定して、「にょい棒の動きがズレないようにするピン留め」のようなもの。これがゆるいとロックが外れてゴソゴソして自動ロックになりません。
これがしっかり固定されているから、ロック、アンロックされます。

見た目通りボタンですね。

ボタンで白いところが伸びたり縮んだりしてロックとロック解除になります。

電気信号でこれが出たり、入ったりして動作します
配線ですね。

説明書です。
ミライースへのキーレスを取り付けるイメージ

上記の画像のようにミライースには扉が5つあるけど、商品自体は4つしか入ってない。

これじゃあ、足りないじゃん!!
って思うかもですが、運転席側にはなんと動かないけど最初からアクチュエーターが仕込んであります。その配線に接続するだけで運転席はアクチュエーターの接続をしなくていいので4つで足りるというわけです😆
その代わり助手席側がメインで動いてしまうので注意ということになっています。
上記商品は新しいタイプです。私がつけた時は「セキュリティLED」は無かったのでその説明は出来ませんがよろしくお願いします。
【再度警告】キーレス取り付け後の注意点
今回紹介する取り付け方での注意点があって、メインのアクチュエーターを助手席につける方法になり助手席のロックを操作するとすべてのドアのロック、アンロックが出来るという仕組みになってしまいます。
普通なら運転席側のロック、アンロック操作をするとすべてのドアの操作が可能だと思うのですが、助手席側がメインのロック、アンロック操作になってしまうので小さなお子様が乗る場合等には注意してください。
では説明していきますね。
キーレス後付け手順①アンサーバック・運転席側ロックの配線接続
助手席側足元にあるグローブボックスを取り外します。

グローブボックス下に黒いカバーが付いているので3箇所の爪を外すと取り外せます。その次にグローブボックスを力ずくで外しますww
接続する配線の位置を確認する

配線の位置は丸で囲ったところです。作業がしにくいので2つを外していきます。カプラー外しがあると便利です。
2つのカプラーを外し、下に移動する。

2つを外し、下から出してきます。
ロック、アンロック時ウインカーランプが付くように接続する

キーレスの本体に配線を接続しそこから出ている白色と茶色の配線を次の画像の所に接続します。
アンサーバックとは、鍵を開けたり、締めたりした時にウインカーランプが「カチカチ」と付きます(^^)/
なので接続しておくと「ちゃんとロックかかったかな」というのが視覚的に分かります。

上記の図のように間違えないように「配線噛まし」で接続していきます。
配線噛ましもコードの太さがあるので注意ですが、0.5~0.85の太さ対応のものを使用しました。
私は本体から出ているウインカーと接続する白/茶の線が短かったので赤/黒のよくある電源ケーブルを使って延長しました。こんな商品です。
運転席側のロック、アンロックの操作

ミライースにはキーレスは付いていないですが、その機能は運転席だけはあるようでその配線を利用して運転席の内張りを外さなくても操作が可能になります。

1つ作業の手間は省けるのでめちゃくちゃ楽です。
今さっきウインカーで接続したカプラーの図の部分に接続していきます。

上記の説明画像の青丸のメインアクチュエーターの配線青を上の図の所に、メインアクチュエーターの配線緑も図の説明のところに接続。下の画像がメインアクチュエーターの配線。

カプラーの場所と、ウインカーの配線の場所が書いてあるので下の画像を参考にしました。
参考にした接続場所の画像
こちらも参考にしましたが配線の色とある場所が書いてあるだけで図とかは無いので少しわかりにくかったです。
車種別取付資料
こちらの「車種別取付資料利用規約」を読んでいただいて、同意
→サイドの「国産の車種別配線資料適合情報」をクリック
→車種等を入力
→配線情報をクリック
電源とアースを接続する

電源とアースですがアースは車本体の金属部分ならどこでもいいので適当に接続しました。
電源に関してはうろ覚えなのですが常時電源が必要なのでナビの常時電源に接続したと思います。
常時電源が来ているか確認するには検電テスターがおすすめです。
これを刺してウインカーを出ている時にチカチカすれば確認が出来ますし、何もしていない時にランプが付けば常時電源が来ている証拠になります。
これでとりあえず配線の接続は完成です。
説明書にもあるように配線の接続が間違えて居れば入れ替えると動作が思ったようになったりしますので焦らず確認しつつやってみてください。
キーレス後付け手順②ドアの内張りを外す
私は助手席へのアクチュエーターの取り付けがすごく難しかったです。
なので助手席だけアクチュエーターを扉に取り付けず、配線だけメインアクチュエーターに取り付けて動かしておくのも1つの手かなと思います。
そうすることで助手席は手動になりますが、その他はキーレスに出来るのでもし取り付けが出来なかった場合そのような取り付け方もありと思います。
ドアノブのネジを外す

レバーが付いている所を浮かせます。

内張り剥がしやマイナスドライバーで外すとなんとか外せます。ツメがよく噛んでいるので注意して外していってください。

扉に付いているネジ2箇所を外し、窓開閉レバーの付いたところは接続したまま内張りの隙間から出すことが出来るので出します。
ビニールが付いているので作業の時に半分ぐらい外しまた戻します

外すとこんな感じです。
こんなものが付いていましたが、アクチュエーター取り付けに邪魔だったので外しました(笑)
キーレス後付け手順③配線を通す(④と前後してもOK)

車体から扉にゴムの通路から配線が通っています。助手席側はメインになるので一番5本の配線を通す必要があります。なので下の商品があるとスムーズに通すことが出来ます。
先に配線を通してからでもいいし、アクチュエーターを固定してからでも良いですが、ポイントとしてアクチュエーターを固定して動作確認が必要なので、配線を通してからの方がスムーズかもしれません。
しかし運転席側はアクチュエーターがすでに付いていて、マスターアクチュエーター(全部を制御できる)を助手席側に付ける段取りが一番スムーズに出来るように思います。
で配線の通し方は、シリコンスプレーなど潤滑剤を使って、さらに配線通しを使ってドアの配線が出ている所から通していきます。
なにか詰まった感じになったらまた少し抜いてまた通りそうな所を探してぐいぐい差し込んでいきましたよ(;^ω^)
リアの扉

こんなところや。
バックドア
これはバックドアですね。
結構遠くて苦労しました(笑)
左端から車体側へ配線が通っているのでそこに配線ワイヤーを使って通していきました。
キーレス後付け手順④アクチュエーターの取り付け(③と前後してもOK)
今度は青いビニールをはがし、「アクチュエーター」を取り付けていきます。
そのアクチュエーターに鉄板をくっ付けると固定がしやすいので、鉄板はいい位置にくっつけてください(^^
アクチュエーター取り付けで注意するべきポイントを3つ
1、車体側のロックするワイヤーの場所と「ロック君」接続場所を決める。
2、アクチュエーターの接続場所から「ニョイ棒」を使って「ロック君」に届くか見る。
3、アクチュエーターが、内張、窓の開閉に接触しないか確認。
運転席側→付いているので配線に噛ますだけでOK
私の車はキーレスが付いてなかったですが、なぜか運転席側にはアクチュエーターが付いていました。

キーレス後付け手順①でも説明したように上記の図のように接続すれば問題なく動きます。
運転席側の下のカプラーを外し接続してもいいと思います。その際は取り付け手順1で青と緑の配線を運転席下、白色カプラーに接続すればOK。

参考になるブログはこちらです。
http://wnorio2000.blog12.fc2.com/blog-entry-370
運転席側のアクチュエーターの動かし方は、
運転席のドアから出てきている配線で白いカプラーの
・「黄色線」はアンロック
・「白色線」はロック
まあロックが逆になった場合は再度配線の噛ませたのを逆にしたら直るのでそこまで難しく考える必要はないかな(‘ω’)
助手席→「ややこしかった」


でこれが、助手席なんですが、これも誰かがしてたのを見て付けたのですが、「めっちゃ付けにくかった!!」ってのが感想。でも助手席は手動ロックのワイヤー部分から少し離れているのでここしか取り付けられるところが無いのかもしれない。
扉サイドのネジを外します

ドアのロックの部分を外して、その中にある所を中から引っ張り出してドリルで穴開けてそこに「ニョイ棒」を曲げてくっ付けてってした気がする( ;∀;)これは大変やった。
大変すぎて写真撮って無いみたい・・・。
後部座席→「ちょっと扉ごめんね(笑)」「「ロック君」しっかりせい!」
左側後部座席取り付け画像


付属のステーやロックタイ、針金を使って動かないように固定していきます。
ロック君を取り付けるところはレバーのすぐ近くのワイヤーがむき出しになっている所です。
右側後部座席取り付け画像
どちらも金具の長さなどが足りなかったので3方向からロックタイや針金などで動かないように固定しました。
この取り付けは楽に出来たのでおススメですよ(^^♪
「「ロック君」しっかりせい!」

大体こんなところに付けたと思います(^^)/
唯一ロックのワイヤーが出ている所がロックのつまみがあるところなのでその部分に固定しました。
で車側のワイヤーが細いので付属のネジでワイヤーを固定しようとするが、緩いので白い両面テープのようなもので固定してみました。
しかし、数カ月使った後緩んでロック出来なくなったので、この幅をペンチのようなもので締める必要がありました。
この辺もややこしいかったわ((+_+))
「扉ちょっとごめんね」(笑)
「ロック君」をドアロック部分に付けようと思うとドアの鉄板が邪魔だったんですね。
なのでトンカチで少しだけ叩いた写真です(笑)
致し方ない(笑)
バックドア→

こんな感じでくっ付けてみました(^^)/ちゃんと動いています。
この時に画像を見てもらったらわかるのですが、「ニョイ棒」が折れてしまい、何とかまげて使っているんです、あれも曲げすぎると金属疲労で折れてしまうので何回も曲げるのはNGでしょうね(;’∀’)
3方向にしっかりくっつける方法を考えて針金などで固定するとスムーズに動いています。
取り付け時はアクチュエーターの動きとロックが合っているかしっかり確認が必要です。
キーレス後付け⑤仕上げ
あと少しで完成ですよ!!!!!
でここからが大事です。
- ちゃんとアクチュエーターが動いてロック、アンロック出来ているか?(ロックは出来てもアンロックが出来ないとかありますから)
- ロック、アンロックがすべて同じで動いているか?(配線が逆などでロック、アンロックが逆に動く場合があります。)
- 1,2がクリアできれば、窓の開閉をして接触しないか?(窓割れたら大変です)
- 内張を付けても干渉しないか?
これが確認できれば完成です(;^ω^)

なかなか大変な道のりでしたね。私の場合は数時間で出来ないですから内張が無い状態で仕事にいく事もありましたからね(笑)
まあそんな時間が無い方は、ディーラーや車屋で付けてもらうのが楽かもですね(笑)代車とか貸してくれそうですし(‘ω’)
集中ドアロック車両(アクチュエーター付)にも使用できますが、集中ドアロックがロックレバー等、手動ではなくスイッチでECUを介し動作する車両(車速検知含む)は動作不良が発生する場合がありますのでご注意ください。
集中ドアロック車両のアクチュエーターを利用する際はディーラー等でご確認の上、自己責任で施工してください。
今回紹介した商品たちとキーレス取付け手順のまとめ
車をいじるのが好きな方は大変ですが、面白いと思いますよ。
これって人生に繋がっている気がするんですよね。
アカンかったら、また考えて試して、(トライ&エラー)成功した場合には、達成感と心の充実感(笑)奥さんからは冷たい目(笑)
この記事を書くのも大変でしたが、少しでも「やってみよう」と思っている方へ役に立てばと思います(^^)/
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