ジャッキ選びで大失敗!パンタグラフジャッキから油圧フロアジャッキまで使って分かった『失敗しないジャッキ選びのコツ』

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フロアジャッキ
あなた
  • 「節約のために自分でタイヤ交換したいけど、ジャッキってどれを買えばいいの?」
  • 「安いジャッキを使ったら、本当に安全なの?」

と悩んでいませんか?

実は私自身、最初は「節約できて、そこそこ楽にできればいいか…」と安易に考え、『パンタグラフジャッキ+ジャッキヘルパー』という組み合わせで楽をしようとしました。
ところが、便利なはずの電動アシストツール「ジャッキヘルパー」を使ったせいで、負荷がかかりすぎてまさかのジャッキ故障…!

そこから、「安い油圧ボトルジャッキ(ダルマジャッキ)」にも手を出しましたが、またもや失敗。
耐荷重だけで選んだ結果、「高さが足りずにタイヤが浮かない」というありえないミスをしてしまったのです。

しかし、最終的には『油圧フロアジャッキ』を選んでようやく正解を見つけました。

この記事では、私が実際に経験したジャッキ選びの大失敗エピソードと、その中で得た「失敗しないジャッキ選びのポイント」を詳しく紹介します。
ジャッキ選びで同じ失敗を繰り返さないためにも、ぜひ最後まで読んで参考にしてくださいね!

最初のジャッキ:パンタグラフジャッキ+ジャッキヘルパーで楽をしようとした結果…

はっぴー

タイヤ交換、ちょっと面倒だけど、節約にもなるし、まあやるしかないか…

最初はそんな軽い気持ちで、車に標準装備されている パンタグラフジャッキ を使っていました。

ハンドルをクルクル回してジャッキアップしていくんですが、 重い!しんどい!
特に冬場なんかは手がかじかむし、力がいるし、めちゃくちゃ大変。

はっぴー

これはもっと楽にできる方法ないのか?

と探していたときに見つけたのが、 「ジャッキヘルパー」 という電動アシストツールでした。


ジャッキヘルパーを導入!劇的に楽になったが…

ジャッキヘルパー
はっぴー

これさえあれば、パンタグラフジャッキのハンドルをクルクル回さなくても済む!

ということで、さっそく購入。

これをパンタグラフジャッキに取り付けました。次に電動ドライバーで回すためのパーツをホームセンターで購入。

21mmの6角ソケットを購入。

実際に使ってみると、

はっぴー

おぉ!めっちゃ楽!!

これは感動モノでしたね。

スイッチひとつでジャッキがスルスルと上がっていく…!
あんなに力を入れていたのが嘘みたいで、まるで整備士になった気分(笑)

これは 最高のアイテムを手に入れた! と思っていました。

しかし…この快適さも 長くは続かなかった のです。


パンタグラフジャッキがまさかの故障…!

イメージ画像

ジャッキヘルパーのおかげで楽に作業できるようになったものの、ある日異変が…。

はっぴー

「ん?なんか、ジャッキが動かない!!」

よく見ると、パンタグラフジャッキの軸の部分がおかしくなり上がらなくなりました

負荷が高かったんでしょうね。

これは良いものを見つけたと思ったのですが車体が重たい車を何度も上げるのには向いていませんでした。


パンタグラフジャッキの弱点と失敗ポイント

このとき初めて知ったのですが、 パンタグラフジャッキはあくまで“緊急用”
つまり、

パンタグラフジャッキは・・・
  • パンクなどの応急処置として、一時的に使うもの
  • 頻繁な使用には耐えられない構造

ということだったみたいです。(知らなかったww)

ジャッキヘルパーで簡単に持ち上げられるようになったからといって 調子に乗って何度も使っていた結果、負荷がかかりすぎてジャッキが歪み、壊れてしまった というわけです。

安易に「家にある物で、節約して、楽だから」と使い続けたのが、完全に失敗でした。


結論:パンタグラフジャッキはあくまで“応急用”と考えるべし!

教訓

日常的にジャッキを使って作業するなら、パンタグラフジャッキではなく、もっと頑丈なジャッキを選ぶべき!

このとき、私はまだ「ジャッキ選びの重要性」に気づいていなかったのですが、ここから さらなるジャッキ選びの失敗 が始まるのですwww

2台目のジャッキ:安い油圧ボトルジャッキ(ダルマジャッキ)でまたもや失敗…!

はっぴー

パンタグラフジャッキはダメだ…次は油圧ジャッキにしよう!

パンタグラフジャッキ+ジャッキヘルパーが壊れたことで、「さすがに次はちゃんとしたジャッキを買おう」と決意。

はっぴー

どうせ買うなら楽に上がる油圧式がいい!
でも高すぎるのはちょっと…

そんなことを考えながらネットを漁っていると、目に飛び込んできたのが 『油圧ボトルジャッキ(ダルマジャッキ)』

油圧ボトルジャッキ(ダルマジャッキ)の特徴
  • 油圧式だから軽い力で上がる!
  • 2トン対応!普通車なら問題なく使えそう!
  • 価格は驚きの約2000円
はっぴー

こんなに安いしこれにしよう

と勢いでポチりました。


「これで完璧だ!」と思ったが…まさかの事態発生

注文してから数日後、届いた商品にワクワクしながら箱を開封。
ずっしりとした本体に、「おぉ、やっぱり油圧ジャッキはしっかりしてるな…!」と満足気に見つめる。

さっそく車の下にセットし、レバーをシュコシュコと動かすと…

はっぴー

おぉ!これなら重たい車でも簡単に上がりそうだ・・・

今までのパンタグラフジャッキの苦労と比べると上下にバーを動かすだけなので簡単に上がるなと思っていました。
「やっぱり自分が選んだ商品は正解だったな!」と 勝ち誇った気持ち でいた。

…が、ここで 違和感 に気づく。

はっぴー

え?車体に付いただけですけど・・

嘘と信じたいが現実は虚しく、ジャッキが優しく車にタッチしただけだった。

ここでついに気づく。

はっぴー

え?…もしかしてこれで名一杯上がっているってこと😅


まさかの事実!ボトルジャッキの「最高リフト高」を完全に見落としていた

購入時、「2トン対応」と書いてあったから 「自分の車でも問題なく使える」と勝手に思い込んでいた

でも、改めて商品の説明書を見返してみると…

はっぴー

さ、最高リフト高:80mm・・・

その時にはすでに把握していました。

完全にやらかした…。


ジャッキ選びの落とし穴:「2トン対応=どんな車でもOK」じゃない!

はっぴー

油圧ジャッキって形は違えどしっかり上がってくれるんでしょ??

と勘違いしていました。

ボトルジャッキ自体は 耐荷重2トンまでOK だったけど、上がる高さが足りなかった のが致命的だった。

ここで ジャッキ選びの大事なポイント に気づく。

ジャッキ選びの大事なポイント
  • ジャッキの耐荷重 だけを見てはいけない!
  • 最低地上高(ジャッキが車の下に入る高さ)と最高リフト高(どこまで上がるか)を事前に確認すべし!
  • 特に車高が高いSUVやミニバンは、ボトルジャッキだとタイヤが浮かない可能性大!

「油圧ジャッキなら何でもOK」と思ってた自分をぶん殴りたい。
しっかり調べずに安さだけで飛びついた結果、またしても無駄な買い物になってしまった


結論:「ちゃんとした油圧ジャッキ」を選ばないと、また後悔する!

「安いジャッキだから仕方ない」ではなく、そもそも用途に合っていなかった のが問題だった。

今回のボトルジャッキの用途は

使うべきシーン
  1. 工場・建築現場での重量物の持ち上げ
  2. エンジン・ミッションの脱着作業
  3. 車のフレーム修正など
使わないほうがいいシーン
  • 普段のタイヤ交換(安定性が悪く、作業しづらい)
  • 低床車(リフト高が足りず、タイヤが浮かないことがある)
  • 傾斜や砂利の上(ジャッキが倒れるリスクがある)

この時点でジャッキ選びに関する知識がかなりついてきたが…
この経験を経て、次に選ぶジャッキこそは ちゃんとしたものにしよう! と決意する。

教訓

安いだけに囚われず、どこまで上がるか、車の下に入るかの確認するべし!!

そしてたどり着いたのが、3台目のフロアジャッキ だった。

3台目のジャッキ:ついに最適解にたどり着く!しっかり上がる油圧フロアジャッキ

パンタグラフジャッキは壊れ、安いボトルジャッキは「上がる高さが足りない」という大失敗。
「次こそは間違えないぞ…!」と、リベンジを誓い、今度は しっかり上がるフロアジャッキ を探すことに。

はっぴー

多少金額が高くても確実に上がるものを買おう

何度もジャッキ選びで失敗してきたので、今回は慎重にチェック!

チェックリスト
  • 最低地上高&最高リフト高を事前に確認
  • ジャッキ本体のサイズ
  • 適正価格

そんな中、ついに見つけたのが 「油圧フロアジャッキ」

油圧フロアジャッキの特徴
  • 最高リフト高約38cm!これなら確実にタイヤが浮く!
  • 油圧式だから、少ない力でスムーズに上がる!
  • フロアジャッキだから安定性バツグン!

これなら大丈夫だろうと、満を持して購入!


「やっと来たぞ!」フロアジャッキの実力を試そうとしたが・・・

数日後、到着したフロアジャッキを開封。

見た目もガッチリしていて、「これならいける!」と期待大。

しかし・・・

いざ使ってみようとするとジャッキをセットする場所に合わないんです。フロアジャッキの元々は平たいのが付いていて車を傷つけそうと思って結局すぐには使えなかったんです。

はっぴー

早く使いたかったのに・・・

なにか無いのかとネットで検索すると良いオプションパーツを発見しました。

車体を傷を付けないためにアダプターを追加!

フロアジャッキアダプター

すぐに使いたかったけど、 ジャッキポイントの傷つきが気になる

特に ボディに直接ジャッキを当てると、車体がヘコんだり傷がついたりする という話をよく聞く。

そこで購入したのが、ジャッキパッド(ラバーパッド)というのか、アダプターを購入。

ジャッキパッドを使うメリット
  • 車体のジャッキポイントを傷つけない!
  • 滑りにくくなって、安全性アップ!
  • 金属同士が直接当たらないので、安定感が増す!
フロアジャッキアダプター

元々付いていたアダプターを外して、新しいアダプターを取り付けピンで抜けないように入れ込めば完成。

フロアジャッキアダプター

さっそく車の下にセットして、レバーをシュコシュコしてみると…

「ギコギコ」と車体がみるみるうちに持ち上がる

はっぴー

…おぉ!?
めっちゃスムーズに上がる!!

実際に使ってみたところ、これがめちゃくちゃ快適!
ジャッキポイントをしっかり守りながら、安全に持ち上げられるようになった。

フロアジャッキで車体を持ち上げる
はっぴー

これはもう必須アイテムや…!

これまでのパンタグラフジャッキやボトルジャッキの苦労は何だったのか…?
と思うくらい、軽い力でスイスイ持ち上がっていく。

車体の重みが掛かってきたら体重をかけてシュコシュコすれば問題なく上げることが出来る。

はっぴー

最高!!

フロアジャッキ自体が重いので移動させる時は少し力がいりますが、その反面作業性は格段に上がりますのでぜひタイヤ交換などをご自身でされる方はオススメです。

教訓

フロアジャッキを買う時はアダプターも一緒に買うべし!!


フロアジャッキのここが最高!

圧倒的なスムーズさ!
 → 油圧の力でほぼ無理なくジャッキアップできる!

ちゃんとタイヤが浮く!
 → 最高リフト高約38cmなので、「持ち上げたけどタイヤが浮かない…」なんて失敗はもうしない!

安定感が違う!
 → フロアジャッキは地面にしっかり接地するので、倒れる心配がない!
 → 安心して作業できる!

もうこれは 「最初からこれを買っておけばよかった…」 の一言に尽きる。

はっぴー

ちなみに私が買った油圧式フロアジャッキは「BAL(大橋産業)」のフロアジャッキを購入しましたが色々出ているのでお好みのフロアジャッキを選べばいいと思います。

注意喚起

ただ安いフロアジャッキは購入時点で「オイルが漏れていて使い物にならない」などのレビューもあり、そのような販売ショップは返品も怪しかったりします。なのでしっかりした商品を、しっかりしたショップで購入する事が時間もお金も無駄にしないいい方法だと確信しています!!


ジャッキ選びで失敗しないためのチェックポイント

さて、ここまでジャッキ選びの試行錯誤を繰り返してきたわけだが、同じような失敗をする人を減らすために、ジャッキ選びの重要ポイント をまとめておく。

1.最低地上高&最高リフト高:特にローダウン車は要注意!

ジャッキが車の下に入らなかったら意味がない!

最低地上高最高リフト高の確認を
  • 最低地上高(車の下から地面までの高さ)を事前にチェック!
  • 最高リフト高 を確認して、タイヤがちゃんと浮くかどうかチェック!

これを怠ると、「持ち上がらない」「タイヤが浮かない」という失敗をする。

はっぴー

私はボトルジャッキを買って失敗しました😅

表にまとめましたのでご自身の車に合う方を購入されると良いと思います。

項目ローダウン対応フロアジャッキ普通のフロアジャッキ
ジャッキ本体の全長約470mm約425mm
最低地上高約85mm約135mm
アダプター装着時の最低地上高約105mm約155mm
最大リフト高度約370mm 約385mm
アダプター装着時の最大リフト高度約390mm約405mm
耐荷重2.0トン2.0トン
商品の重量11.8kg9.0kg

こちらは普通のフロアジャッキ

こちらはローダウン対応のフロアジャッキ

はっぴー

僕がみたときには普通のフロアジャッキは8100円、ローダウン対応フロアジャッキは8700円ぐらいだったのでローダウン対応フロアジャッキでも良いのかなと思います。


2.安定性と安全性:ジャッキ単体で作業しない!

ジャッキで車を持ち上げた状態で そのまま作業するのは危険!

リスクを減らすために、必ずこれを守ろう!
  • ジャッキ単体で作業せず、ジャッキスタンドを併用する!
  • ジャッキパッド・アダプターを使うと、車体を傷つけずにジャッキアップできる!
  • 平らな場所で作業する!傾斜のある場所では絶対に使わない!
はっぴー

私はジャッキスタンドは使っていないのですが車体の下に入って作業する時は合わせてジャッキスタンドの使用をおすすめします。数千円の投資で自分の命が守れると思えば安いと思います。

注意喚起

ジャッキスタンドを見ていましたが、折りたたみ式や安いものの購入はオススメしません!!「足が折れた」や「ロック自体がゆるく下がってきた」などのレビューがありました。

もし購入する際はレビューが高くても★1のコメントを確認してご自身で購入を検討してください。個人的には持っていませんが、BALの商品はまだ安心した商品だと認識しています。


まとめ:「最初からフロアジャッキを買っておけばよかった…!」

はっぴー

いろいろと回り道をしたけど、最終的に 「フロアジャッキが最適解」 という結論にたどり着いた。

最初にこれを選んでいれば、パンタグラフジャッキが壊れたり、ボトルジャッキでタイヤが浮かなくて絶望することもなかったのに…(泣)

というわけで、ジャッキ選びで迷っている人は 最初からフロアジャッキを選ぶことをおすすめする!

そして、安全に作業するために「ジャッキパッド+ジャッキスタンド」を併用するのがベストです。

今回の記事が少しでも参考になれば嬉しいです😆👍

今回紹介した商品たち✨

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