羽毛布団からシンサレートの冬布団を購入

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こんにちは。

今日は、私の長年の相棒であった羽毛布団とのお別れについて書きたいと思います。そう、あの包みこまれるような温もりがありずっと信頼していた布団です。そうこれです。

でも、最近ちょっとしたことが起こりましてね。

ずっとカバーなしで使っていたんです。いやー、最初は大切にカバーを付けてたんですが、カバーをするとカバーの中で布団が寄ってたり、朝にはぐちゃぐちゃになっているってこと多くて😅

でも、この年に布団の表面に小さな穴が開いてしまい、朝になると羽毛が出てくるんです。うん、まるでベッドの下は雪が降っているみたい。ロマンチックな光景のようでしょ? でも数日経った頃にベッドの下が羽毛だらけっていうのは、さすがに困ったんです。

今までありがとう羽毛布団。

なので、そろそろ新しい布団を…と思い立ち、色々調べた結果、「シンサレート布団」に行き着いたわけです。

色々調べるとポリエステルの繊維がダウンのように細かくて、でもダウンよりも断熱性があるってやつです。なんてったって、アレルギー対策にもなるし、薄くて軽い! これなら季節の変わり目にクローゼットで場所を取ることもないし、洗濯もできるので衛生的だと思って購入に踏切ました。

シンサレートの布団を購入に至った経緯

シンサレートの布団を購入しようと思った要因は

  1. ポリエステルの繊維がダウンみたいに細かくて、ダウン以上に保温性がある
  2. 薄くて軽量
  3. ホコリが出にくい
  4. 洗濯できる
  5. 目新しい素材だったのと3Mという会社のことを知っていたから

の5つが気に入りシンサレート布団を買うきっかけになりました。

下にはわかりやすく表で分けてみた。

特徴シンサレート布団羽毛布団
保温性ダウンに匹敵する断熱性を持つが肌に密着性は羽毛布団のほうが上高い断熱性を持つが、穴があくと保温性が低下する
軽さ薄くて軽量軽いが、厚みがあると重く感じられることもある
厚み薄手でコンパクトな分布団とベッドの間に隙間ができやすい厚みがありふっくらしている
洗濯のしやすさ洗濯機で洗えることが多い洗濯が難しく、専門のクリーニングが必要な場合が多い
アレルギー対策アレルギー物質を含まず、ホコリが出にくいダウンの微粉塵がアレルギーの原因になることがある
耐久性長持ちし、劣化が少ない時間が経つと羽毛が抜けやすくなる
コストパフォーマンスコストが比較的低く、長期間使用できる高価であり、保管やメンテナンスにもコストがかかる
収納のしやすさコンパクトに収納可能厚みがあるため、収納スペースを取る
環境への優しさサステナブルな選択肢として選ばれることもあるダウンの調達が動物福祉の問題になることがある
シンサレート布団と羽毛布団の比較表

シンサレートの冬布団を購入した時の写真

ということでシンサレートの布団を購入しました。

私が購入したのは普通のシンサレートの布団です。

写真で見てもらうと分かると思いますが、両サイドで生地の質が違うの分かりますか?

もふもふしている側が内側になります。毛布無くても温かいかなと思って購入しました😆

ひいた感じはこんな感じ🤗

シンサレート布団の各側面からのレビュー

今回、サンプルで2つの商品と自分が使っていた羽毛布団、今使っているシンサレート布団を比較してレビューしてみようと思います。

今回比較する羽毛布団↓

今回比較するシンサレート布団↓

快適性

布団の柔らかさや硬さ

シンサレートの布団は柔らかく軽いです。
しかしその分ベッドと布団に隙間が空き真冬には布団の中に隙間から冷たい空気が侵入してきます。
羽毛布団も柔らかく体にフィットする感じがあります。

体へのフィット感や寝心地

寝心地は軽いので寝返りをしやすく体にまとわりつくことが無いです。その分フィット感は少ないです。

羽毛布団の方が体にフィットして温かいけど、まとわりつく感じがありましたね。

体温を保つ能力と保温性

保温を保つ能力としては普通のシンサレートではぶ厚めの羽毛布団には勝てないかなというのが使ってみた感想です。

シンサレートウルトラは厚みがあるので温かみはありました。しかし羽毛布団の包みこまれる感じはウルトラにもなかったです😅

耐久性と品質

素材の質

例)【素材】表地・裏地:ポリエステル100%
[詰め物] 上層部:東レft綿(ポリエステル100%) 下層部:シンサレートウルトラ200(ポリエステル55%、ポリプロピレン45%)

調べると上記のように布団の中に綿とシンサレートを組み合わせてある布団が多かったです。また片面のみシンサレートを使用し価格が抑えられている商品もありました。

一方羽毛布団も価格によってピンキリで羽毛90%や50%などの商品がありました。
【素材】側地:綿15%、ポリエステル85% / 詰め物:ホワイトダックダウン (ダウン93%、フェザー7%) サンプル商品の素材一覧です。

縫製や仕上がりの丁寧さ

シンサレート布団の仕上がりは申し分ないです。
最近キルティングを体に沿うように作られているものもあり、そちらだと体に沿いにくい問題を解決してくれるかもしれません。(体に沿ったキルティングの布団は使用したこと無いのでなんとも言えません)

羽毛布団も同様しっかり作り込まれている物が多いです。
サンプルの商品では羽毛が偏ることで保温性が落ちることが無いように布団を30の小部屋を作るように分割して立体的に羽毛を詰め込まれている立体キルトを施されています。

長期間使用しても形状が保たれるか

シンサレートの布団はまだ数年しか使ってないので分からないですが、今で2年ほど使用してきて問題なく使えています。

羽毛布団はかれこれ10年ぐらいは使ってきたのかな?それくらい使ってきて小さな穴が開いて羽毛が出てきたので、一概に言えないですが、10年ぐらいが買い替えの目安なのかなって思います。

サイズと重量

布団のサイズや厚み

シンサレート布団のサイズ感はふっくらしている訳では無いので見た目相当ですね。
キャンプとかで圧縮して持っていくとかでもオススメかもしれません。

羽毛布団はふっくらしているのでサイズ的には大きくなります。
こちらも布団圧縮すると小さくなりました。でも羽毛が傷んだりするのかなと思っていました。

持ち運びやすさや重量感

シンサレート布団のランクがあり、普通のシンサレート、シンサレートウルトラ150、シンサレートウルトラ200があり、200になるにつれて重くなってきます。
私が使っている布団は普通のシンサレートなので1.3ぐらいだと思うのですが、シンサレート200のサンプル商品の重量は約2.7kgで羽毛布団に比べて1.4倍重たいです。

シンサレート布団は重たいですが、最近の研究で重たい布団の方が睡眠の質が高くなる研究があったとDaiGoさんが言っていました。なので重いのがそれほど悪いことではなく、重いほうが冷たい空気の入り道を防いでくれるでしょう。

私の使っていた羽毛布団はもっさりしていてそれなりに重かったです。今では何キロだったのかは分からないですが、羽毛布団のサンプル商品の重量は約1.9kgでシンサレート200に比べて軽いです。下の画像のように0.1kgでこの量なので羽毛布団の温かさの秘密が分かりますね。

アマゾンより引用

メンテナンスと洗濯

洗濯の容易さ

シンサレート布団は洗濯できるので衛生的です。冬は汗をかきにくいですが、それでもコップ1杯の汗をかくとも言われています。
しかし家の洗濯機ではできにくいので、コインランドリーでするのをオススメします。

羽毛布団は洗濯できない物が多いです。クリーニングが推奨されることが多く、メンテナンスにはコストがかかります。

乾きやすさや手入れのしやすさ

シンサレート布団はそこまで神経質にならなくて良いのが良いポイントですね😄乾きも早いです。
羽毛布団は羽毛が水分を含むことで匂いの原因となってしまいます。またこのような質問も商品ページに書いてありました。

Q. 羽毛布団のにおいが気になります。

A. 羽毛は天然素材のため、無臭ではございません。原毛は洗浄によりほとんど臭いを感じないようにはしておりますが、開梱直後や温度・湿度等の環境等により臭いを感じる場合がございます。

対策①:布団内部の空気を入れ替えてください。布団を小さく折り畳み、上から押さえて中の空気を押し出すことで効果があります。

対策②:羽毛布団の乾燥を行ってください。日陰の風通しのいいところで干すことで、油脂分の溶けだしを緩和することができます。寒い時期いお使いいただくことが多い商品とはなりますが、お届けの際に高温多湿の環境にあった場合は、羽毛が熱を持っている可能性があります。その場合、羽毛を冷ましてあげると匂いが緩和します。

対策③:通気性のいい場所で保管をお願い致します。出来るだけ乾燥した涼しい場所で、適度に通気性がある状態で保管していただくと、匂いの元となる雑菌の繁殖、油脂分の溶融を抑えることが出来ます。※消臭スプレーは使用しないでください。衣類や寝具などに使用するスプレータイプの消臭剤をかけると、湿気を帯びて逆効果となります。

などふんわり温かい反面メンテナンスもしっかりする必要があります。

洗濯後の変形や耐久性

シンサレートの布団は洗濯後も変形などは気になりませんでした。

羽毛布団はクリーニングに出した場合はきれいな状態で返ってくるので変形などに気をつける必要は無いですね。

保温性と通気性

温かさをどれくらい保つか

シンサレートの保温力は同じ厚さの羽毛布団と比べて1.5~2倍の保温力があるとされています。
またシンサレート150と200を比べた時に30%も保温力があるとされています。
普通のシンサレートの保温力はそれほど無いとしてもシンサレート200になると保温力は高いと判断できます。

羽毛布団は体感値ですが、包みこまれる分温かさが逃げないです。むしろ暑いぐらいだったのを覚えています(笑)

汗をかいた時の放湿性と湿気の扱い

どちらも同じぐらいの放湿性があるんじゃないかと思います。

どちらかといえば体感値的にはシンサレートの方が放湿的には優れているんじゃないかと思います。

季節を問わず使用できるかどうか

シンサレートの薄いものなら年中使用できます。しかし薄い物は冬は厳しいです。

羽毛布団は薄手の物なら年中いけますが、やはり冬は厳しいですね。

アレルギー対策

アレルギー反応を引き起こす可能性のある素材の使用有無

シンサレート布団はホコリの発生が少なく、アレルギー誘発物質も含まれていないので、アレルギー持ちの子供に安心して使えます。
また臭いも殆ど無いので匂いの問題も安心材料ですね😄

羽毛布団は今はどこも徹底的に洗浄してから使用されている事が多いので、匂い、アレルギーの問題はゼロでは無いですが、少なくなっています。
羽毛が綺麗になったかの検査基準は、洗浄水がどのくらい透明になったかどうかです。筒に入れた水が上から見てどれくらい距離を離してみてきれいかで判断されます。

羽毛の小話

羽毛布団に使われる羽毛の洗浄は、品質と快適性を確保するために非常に重要です。洗浄工程を通じて、羽毛からダニ、ほこり、油分、その他のアレルギーを引き起こす可能性のある物質を取り除きます。

羽毛の洗浄プロセス

  1. 事前処理:
    • 羽毛は使用前に事前処理が行われ、不純物やダストが除去されます。
  2. 洗浄とリンス:
    • 専用の洗剤を使用して羽毛を洗浄し、次にリンスを行って洗剤残りがないことを確認します。この工程は、時には数回繰り返され、羽毛が完全に清潔になるまで行われます。
  3. 脱水:
    • 洗浄後、羽毛は脱水され余分な水分を取り除きます。
  4. 乾燥:
    • 高温で羽毛を乾燥させ、残った水分を完全に除去します。この工程は、羽毛の品質を保つために非常に重要です。
  5. 冷却と分類:
    • 乾燥後、羽毛は冷却され、品質に基づいて分類されます。

羽毛の品質を左右する要素

  • 産地と種類: 羽毛の品質は産地や鳥の種類によって大きく異なります。一般的に、寒冷地で育った鳥の羽毛が高品質とされています。
  • フィルパワー: フィルパワーは羽毛の膨らみや保温性を示す指標です。数値が高いほど、少ない重量で高い保温性を提供します。
  • 洗浄度: 羽毛がどれだけ丁寧に洗浄されているかも重要です。洗浄度が高い羽毛は、アレルギー反応を引き起こしにくいとされています。
  • 耐久性: 高品質の羽毛は、長期間にわたってその形状と膨らみを保持します。

羽毛で有名なのは西川の羽毛布団が良いですよね。私も昔使っていた羽毛布団は京都西川でしたね😄

ダニやホコリがたまりにくいか

シンサレートではほとんど溜まりにくいとされています。その理由はいくつかあって

  1. 合成素材: ポリエステルなどの合成素材は、ダニやその他の微生物が好む天然素材(例えば綿や羽毛)に比べて生息環境を提供しにくいです。
  2. 密度の高い繊維: シンサレートの繊維は非常に細かく、密度が高いため、ダニが住み着きにくい環境を作ります。
  3. 洗濯の容易さ: シンサレート布団は一般に、家庭での洗濯が可能であるため、定期的に洗濯することでダニやアレルゲンを効果的に取り除くことができます。
  4. 湿度の管理: ポリエステル素材は湿気を外に逃がしやすく、内部が湿った環境になりにくいです。ダニは湿度が高い場所を好むため、乾燥した環境はダニの発生を抑制します。

などがありダニがすみついきにくいとされていますよ😄

羽毛布団は洗浄の段階である程度きれいになっています。しかし天然素材であり、適切なケアがされていない場合や湿度が高い環境ではダニが繁殖しやすくなることがあります。

  1. 定期的な日干し&クリーニング
  2. ダニの侵入を防ぐ布団カバーかダニ侵入防止加工されている羽毛ふとんの購入
  3. 朝起きた時に布団をひっくり返しておく

などをすることでダニの発生を防ぐ事ができます。

価格対効果

購入コスト

シンサレート布団は合成素材を使用しており、比較的手頃な価格で購入できます。

羽毛布団はピンキリですが、良質な羽毛を使用しているものは、価格が上がります。

長期的なコスト

シンサレート布団は家庭やコインランドリーでの洗濯が可能で手軽に管理できるため、長期的なコストも少なくて済みます。

羽毛布団は定期的なクリーニングや適切な保管が必要で、時間的にもコストがかかります。

コストパフォーマンス

トータルコスパを考えるとメンテナンスの楽さ、初期料金のやすさを考えるとシンサレート布団が価格的には良いですね。

一方、羽毛布団はちょっと価格が高めですが、その分、しっかりメンテナンスすれば長く使える耐久性とあたたかさがあります。

価格比較

普通のシンサレート布団・・・3000円~5000円
シンサレートウルトラ150・・・5000円~8000円
シンサレートウルトラ200・・・8000円~12000円

羽毛布団・・・15000円~25000円

など価格の差はありますが、シンサレートの方が価格的には安くなっています。

デザインと見た目

美観・室内装飾との調和

お部屋の雰囲気を左右する美観も大事なポイントですよね。
シンサレート布団も羽毛布団も、シンプルなものからデザイン性の高いものまで様々です。
特に羽毛布団は高級感のある素材やデザインが多く、リッチな印象をお部屋にプラスしてくれます。
シンサレート布団はモダンでスタイリッシュなデザインが豊富で、お部屋をスマートに見せてくれますよ。

色の選択肢やパターン

布団の色やパターンで部屋の印象は大きく変わります。
シンサレート布団はカラーバリエーションが豊富で、明るい色から落ち着いた色まで幅広く選べます。
羽毛布団も色やパターンの選択肢が多いですが、トラディショナルなデザインが多めかもしれません。

環境への影響

環境に優しい素材の使用・サステナブルな生産プロセス

地球にやさしい選択をしたい方にとって重要なポイントです。
シンサレートは再生可能な素材から作られていることがあり、生産プロセスも環境負荷の低減を目指しています。
羽毛布団は天然素材を使用していますが、その羽毛の調達方法によっては環境や動物福祉の観点から懸念されることも。
購入の際には、その製品がどのようなプロセスを経て作られているのか、チェックすると良いでしょう。

返品や保証

保証期間や返品ポリシー

保証に関しては販売者によってちがうので保証があるのかを確認してもらうのが良いと思います。

シンサレート布団と羽毛布団の比較まとめ

いかがでしたか?

私も布団の購入を考えた時に、羽毛布団が良いかなって思っていたんですが色々調べていくうちに、「シンサレート布団いいじゃん」ってなってシンサレート布団にハマってしまいました。

鼻炎持ちの私にはホコリの出るのが少ないのは嬉しいですし、子供たちもホコリにアレルギーがあるので子どものためにも良いなと気に入りました。

それでも羽毛布団の温かさ、包まれる感じは少なくなったもののシンサレートウルトラだと寒さも軽減され快適な冬を過ごせています。

これからシンサレートウルトラでもランクが上がった布団が出てくるんじゃないかと思います。

この記事を見てくださりありがとうございます。

今回比較で使った商品はシンサレートウルトラ200の中でも価格が安めのものと、羽毛布団の中でも価格の安めの物を紹介しました。

もし気に入られましたら購入して、快適な生活を過ごしてください😄

オススメ羽毛布団↓

オススメシンサレートウルトラ200の布団↓

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